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クラフトビールとは?地ビールとの違いやおすすめをご紹介!
クラフトビールとは?「地ビール」との違い
クラフトビールは、小規模で独立して運営されている醸造所で作られるビールを指します。「クラフトビール」と「地ビール」はしばしば混同されますが、地ビールが時を経てクラフトビールと呼ばれるようになりました。日本では”お土産感”が強かった「地ビール」が2000年代に入り、アメリカでのクラフトビールブームを皮切りに、「地ビール」から「クラフトビール」として親しまれるようになってきています。
日本の全国地ビール醸造所協議会(JBA)では以下のように定義されています。
・酒税法改正(1994年4月)以前から作られている大資本の大量生産のビールからは独立したビール造りを行っている。
・1回の仕込み単位(麦汁の製造量)が20kl以下の小規模な仕込みで行い、ブルワー(醸造者)が目の届く製造を行っている。
・伝統的な製法で製造しているか、あるいは地域の特産品などを原料とした個性あふれるビールを製造している。そして地域に根付いている。
参照:全国区地ビール醸造所協議会(JBA)ホームページ
クラフトビールの原料
クラフトビールの基本的な原料は、水、麦芽、ホップ、酵母の4つです。それらに加えて、副原料が使われる場合もあります。
・水:ビールの味に大きく影響し、醸造所ごとに異なる水質を活かして独自の風味を引き出します。
・麦芽(モルト):発芽した麦のこと。ビールのボディと甘味を形成します。
・ホップ:植物の一種で、苦味と様々な香りをつける役割を持ちます。また、抗菌作用を持ち、ビールの保存性を高める効果も持ちます。
・酵母:発酵を行い、アルコールと二酸化炭素を生成する役割を担います。ビアスタイルを分けるうえで重要な働きがあります。
・副原料:その土地の特産物などを使うことで、より独自性を出すことができます。例:コーヒー豆、フルーツ、米、酒粕 etc…
醸造者はこれらの原料を組み合わせることで、様々なフレーバーや香りを持つビールを作り出します。特にホップの使い方や種類にこだわることで、独自のアロマと苦味を強調することが多いです。
クラフトビールの種類と選び方
クラフトビールの種類と初心者におすすめ
ビアスタイル(ビールの種類)は、全世界に100種類以上存在し、現在もその数は増えています。その中でも代表的なものをいくつか紹介します。
ラガー:キレの良い苦味となめらかあでマイルドな味わいを持つ、日本人が最も親しみの深いビアスタイル。
IPA(インディア・ペール・エール): 強いホップの風味と高いアルコール度数が特徴。
セッションIPA:IPAの特徴を持ちながらも、アルコール度数が低くビールが苦手でも飲みやすい。
スタウト: 濃厚な黒ビールで、チョコレートやコーヒーのような風味がある。
ペールエール: バランスの良い味わいで、初心者にも飲みやすい。
ヴァイツェン: ヴァイツェンとはドイツ語で「小麦」の意味。 小麦麦芽を50%以上使用し、上面発酵により醸造した南ドイツ発祥で、フルーティーな香りが特徴。
クラフトビールの楽しみ方
おすすめの楽しみ方
クラフトビールを楽しむためのポイントをいくつか紹介します。
温度管理: ビールごとに適した温度で楽しむ。一般的に、エール系は少し高めの温度、ラガー系は低めの温度が推奨されます。
グラス選び: ビールの種類に合わせたグラスを使用することで、香りや味わいをより楽しむことができます。
ペアリング: ビールと相性の良い料理と一緒に楽しむことで、より豊かな味わいを楽しむことができます。例えば、IPAにはタコス、スタウトにはチョコレートデザートが合います。
テイスティング: 複数のクラフトビールを少量ずつ試し、風味の違いを楽しむテイスティングもおすすめです。
クラフトビールは、多様な風味と個性を楽しめる飲み物です。自分の好みに合ったビールを見つけるために、さまざまな種類を試してみることをお勧めします。
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